今からおよそ400年前の安土桃山時代に、カステラなどの「南蛮菓子」が天草に伝わったと言われています。
あか巻は、漁師の体力消耗を補う「船上食」として、戦後まもなく牛深町で開発されました。
南蛮渡来のロールケーキとあんこを、腹持ちの良いお餅で巻いた、天草の伝統郷土菓子です。
天草には「あかね」という大漁を意味する言葉があり、あか巻の赤い色が縁起の良い食べ物として喜ばれ、今でも結婚式の引き出物として使われています。
熊本県産小麦粉(シロガネ)100%使用のスポンジケーキと、北海道産小豆100%使用の自家製あん、そして赤い餅のしっとりとした歯触りをお楽しみ下さい。